歯と歯茎のつくり
歯肉
歯槽骨を覆っている粘膜のことであり、一般に歯茎と呼ばれています。
エナメル質
厚さは1~2mmで、歯冠部を覆っています。
エナメル質は人体で一番硬く、内部の象牙質や歯髄を守っています。
セメント質
歯の歯根部を覆っています。
エナメル質の1/4の硬さしかなく、厚さも0.1~0.5mmしかありません。
歯根膜
歯根と歯槽骨を結びつける繊維です。
健全な歯根膜は歯をハンモックのように釣っていて、強力なバネの働きをしています。
そして噛むたびにわずかに上下に動き、クッションとなって骨へのショックを吸収します。
歯槽骨
歯茎の骨のことであり、これに歯根が埋まっています。
歯槽膿漏(歯周炎)になると歯槽骨がやせてきて歯根部が露出します。