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開発の経緯

History

デントールができるまで

ごあいさつ
 
この度は弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
弊社は歯周病を無くすことを目標に、1996年より歯周病用ブラシを開発・製造・販売しています。
 
デントールが生まれたきっかけは些細な偶然が重なったことでした。その一つは家族の一人が歯列矯正をしていたことです。
当時(現在もそうかもしれませんが)矯正治療をすると担当の歯科医師から口腔洗浄機の購入を勧められました。歯に取り付ける金属製のブリッジが邪魔をして歯磨きが難しいということで、ジェット水流で汚れを取り除くためです。
ところが水流では思ったほど食物残渣が取れず、水圧を高めると歯肉にあたったとき痛くて使えないという問題があり、話を聞く限りではとても効果的だと思えた口腔洗浄機は実質ほとんど使えないという結果になりました。
また同時期に知人から「歯槽膿漏で歯と歯茎の間に歯垢が溜まって困る(当時は歯周病や歯周ポケットという言葉はあまり一般的ではありませんでした)」、「つまようじの先に小さなブラシが付いているようなものがあればいい」という話を聞き、矯正治療中にも使えて歯槽膿漏にも効果があるものができないかと試験的に製作したものがデントールの試作第一号となったのです。
 
その試作ノズルは見た目も耐久性もとても「商品」と呼べるものではありませんでしたが、作った本人が驚くほど歯槽膿漏には歴然と効果がありました。
そして試用してもらった人から、このブラシを待っている人はたくさんいるから絶対商品化するべきだと背中を押され、商品化へ向けて試行錯誤を繰り返しました。
 
それから2年ほどで商品化にはこぎつけました。しかし苦労はそこからでした。
商売などしたことのない素人にとって、作ることより売ることの方がよっぽど難しいことだったのです。
新聞広告、テレビCM、健康雑誌、折込チラシなど様々な媒体を使って広告を出しましたが、広告費を回収できたことは一度もありませんでした。テレビCMに至っては数百万を投じ、CMが流れる時間に電話の前でメモとペンを持って待機していましたが1本の電話も鳴らないという結果に終わりました。
 
もうこれ以上広告を出す資金が無くなった頃、世間ではインターネットが少しずつ広がり始めていました。
広告媒体の一つとしていいかもしれないという思いもありましたが、基本的に期待はしていませんでした。ただ、サーバーを借りて自分でホームページを作ればほとんどお金がかからないというのが魅力でした。
それからHTMLやらCGIやらの勉強をし、数か月後にようやく簡単なホームページを公開しました。見に来る人なんかいるのかなというのが当時の率直な気持ちでした。
ところが公開から半月ほど経ったとき、メールで注文が入ったのです。記念すべきネット第一号のお客様は兵庫県宝塚市の女性の方でした。
その時の驚きと嬉しさは今でもデントール販売の原動力になっています。
 
初期のデントール(最初はタイガージェットという名称でした)は耐久性も低く、見栄えも良くないものでしたが、お客様からは歯槽膿漏が改善したという感謝の手紙やお電話をいただいたり、メールでの感想を送っていただいたりして大変勇気づけられました。もしそれがなかったら赤字続きで販売を続けるのは難しかったかもしれません。
 
それから十数年を経てなんとか赤字経営からは脱却でき、ノズルも少しずつ改良し現在は第五世代となりました。第四世代くらいからある程度自信を持って世の中に出せるレベルになりましたが、ノズルの構造上量産化は非常に難しく、今でも限られた生産量をネットのみで販売しています。
 
最近は歯周病が良くなったという嬉しいメッセージの他に、長くご愛用のお客様からデントールは今後も生産が続くのかという弊社存続をご心配いただくメッセージも時々届くようになりました。
歯周病撲滅を目標に今後も改良を続け、価値あるものを継続してお届けできるようこれからも精進していきたいと考えております。
 

ユーロニカ株式会社