![]() |
平成20年10月4日、日本口腔衛生学会で、ライオン歯科衛生研究所が
「歯周病とメタボリックシンドロームとの関連性」に関する発表を行った。
<発表内容>
24〜60歳の有職者の男性2028名、女性450名、計2478名を対象とし、メタボリックシンドローム指標となる肥満・血圧・脂質・血糖値の各項目で該当する人と、歯周病と判定される人(歯周ポケット深さ4mm以上が1本以上)との関連性の有無を調査した結果、
肥満、血圧、脂質、血糖値の全ての項目で、メタボリスクの高い人は低い人に比べ、"歯周ポケット有"の該当率が明らかに高いことが判明した。
また同時に、歯周ポケットの有無は、性別・年齢・喫煙習慣の影響を受けやすいことが示された。
そこで、性別・年齢・喫煙習慣の3つの要素を排除してもなお関連性があるのかを調べるために、これら3要素を調整因子として統計処理を施した結果、やはりメタボリックシンドローム指標の項目に該当する人は、"歯周ポケット有"の比率も明らかに高いことが示された。
特に20〜30歳代の若い年代も、40歳代以上と同様に、メタボリックシンドローム指標の項目該当数が多くなるほど、"歯周ポケット有"の比率が高く、歯周病リスクが高くなる傾向がある。